コンビニ食でも腸のことを考える

現代人は、仕事が忙しく、ゆっくりランチを取ることができないという人も多いかと思います。お昼休みにも仕事が食い込んでしまうことが多いケースが多々あるかもしれません。そして間を空けずに午後の仕事という毎日の人も多いでしょう。

ランチの腸のためになるおすすめ食を紹介しましたが、食べている時間がない人も多いでしょう。

ですからお昼はササッと済ます派毎日でも、やっぱり腸の基本は食生活です。コンビニだって上手に使えば、腸の味方になります。

そして最近のコンビニ食はあなどれないぐらい忙しい現代人のことを考えられたものが多いです。食のヘルシー志向も高まっているせいか、どのコンビニメニューにもバリエーションが出てきています。しかし実際には、食べてもいいコンビニ食と、食べてはいけないコンビニ食があります。

ここではその基準や注意点などをしっかりとアドバイスしたいと思います。コンビニ食は、おにぎりを主軸に考えましょう。最近では、玄米や五穀米などを使用したおにぎりも見受けられますので、選択肢も増えていると思います。そして味噌汁と野菜サラダをひとつ。さらにりんごか、バナナをプラスすれば、立派な腸のためになる昼食です。

また季節によっては冷や奴などをプラスしたり、多少のバリエーションをつけてみましょう。しかしコンビニ食で問題になるのは、食物繊維の少なさと、使用している油の質に多少の難があるということです。

油に関する心配は、妙め物や揚げ物のお弁当を避ければ解消されます。また食物繊維ですが、コンビニに売っている玄米フレークを買ってきて、サラダに足すという方法もあります。そしてドレッシングは使用せずに、オリーブオイルを少々かけて食べれば、かなりのクオリティの食事に近づいていきます。

そこで提案ですが、ぜひ会社のデスクにはコンビニ食を腸のための食に変えるちょい足し食材を常備しておくことをおすすめします。

オリーブオイル、玄米フレーク以外にもオリゴ糖は、会社でのティーブレイク時にコーヒー、紅茶、ヨーグルトなど様々なものに足すことができて便利です。またスパイスの一種でもあるシナモンパウダー(スーパーなどで売っています) も常備し、紅茶に入れたり、ヨーグルトに入れるのもおすすめです。
オリゴ糖はこちら。

シナモンは、代謝や水分バランスを調整する作用があり、体内の余分なものを排出するスパイスでもあるのです。また味にもバリエーションがつくのでおすすめです。このようにちょっとしたアイディアで、コンビニ食も立派な腸のための食に変えることができます。
いろいろご自分でアレンジしてみると、案外コンビニ食も楽しくいただけるのではないでしょうか。

果物を食べることができない人は、イサゴールがおすすめです。ミネラルウォータに溶かして飲むだけです。

ランチメニューは主食以外に副菜やデザートでしっかり食物繊維を摂取

快便のためのランチメニューの選び方 には、パスタがおすすめだと紹介されています。

最近はランチメニューも多様化しています。いろいろな選択肢がある場合のランチメニューのチョイスの方法をここでは紹介したいと思います。

まず韓国料理。植物性乳酸菌の多いキムチや、野菜のナムルなどを使ったビビンバは特におすすめです。焼き肉系のメニューをセレクトするときは、モモ肉などの脂肪の少ない肉を使ったメニューを選んでください。

腸の健康を第一に考えた場合、カルビなどの脂肪の多い肉は避けるべきでしょう。そして中国料理では、単品の麺類やチャーハンではなく、定食を選びましょう。肉料理よりも魚料理がおすすめですが、野菜を多く使った料理や、油の少ない料理を見極めていきましょう。
そして副菜でつくザーサイは、植物性乳酸菌が豊富なので意識して食べて欲しいですね。また水溶性食物繊維の豊富なわかめのスープや、フカヒレのスープをプラスするのもおすすめです。そ

して簡単にランチを済ます方の定番でもある麺類。うどん、ラーメン、そばなど選択肢は多いのですが、同じ炭水化物を摂るのであれば、食物繊維の豊富さで、断然そばです。そして冷たいそばよりも温かいそばを選ぶと腸の働きを鈍らせることなく、消化にもいいと思います。

また不溶性食物繊維が豊富なきのこ類をトッピングした、なめこそばなどもおすすめです。ちなみにゆでたときの麺類の食物繊維の量を参考までにあげておきます。
100g中の食物繊維の量です。

  • うどん/0.8g
  • 中華麺/1.3 g
  • パスタ/1.52g
  • そば/2.02g

です。そばの食物繊維の量は断トツです。
快便のためのランチメニューの選び方 でパスタをすすめているのも理解できます。

さらにランチでは「ちょい辛」もポイントのひとつです。にんにくや長ねぎ、たまねぎ、にらなどの野菜の辛味は、腸の動きを活発にして解毒作用もあります。

また唐辛子、生姜などは血行を促進して身体を温め、腸の働きを活発にしますので、意識して摂るといいでしょう。

中華やエスニック、インド料理は、ソースにこれらの野菜や香辛料が使ってあることが多く「ちょい辛」メニューが多数あります。

ランチでうまく腸のためのメニューを選ぶことができなかった場合でも大丈夫です。フォローの方法があります。それはりんご1個をプラスして食べること。りんご100g中には食物織…維が1.5 g (水溶性0.3 2/不溶性1.2g) 含まれており、手軽に摂ることができるのもおすすめの理由です。りんごを使ったデザートを食べるのを意識するといいでしょう。

このように外食のランチは、工夫次第でしっかり食物繊維を摂ることができます。メインのもので失敗したかな? と思っても副菜やデザートで挽回は可能です。

イサゴールは粉末なのでミネラルウォーターに溶いて飲めばたっぷり食物繊維が摂取できます。ランチはおいしいものを食べて食物繊維は、イサゴールで摂る方法もありです。

難治のうつやアルツハイマーなども腸を元気にすることで治るケースがたくさんある

病巣は人間にとって根である腸に原因があることが多い

日本の登校拒否児童(小・中学校)は約17万5000人、うつの患者は97万人。なぜ、これだけ医療が発達しているのに、うつやひきこもりを治せないのでしょうか。

アルツハイマーやパーキンソン病といった難病が、あふれているのか。多くの人の疑問でもあります。もっと原始的な生活時代のほうがこうした病気は少なかったのです。

中国最高の医学書「黄帝内径」の中に、「治病必求於本」という言葉があります。これは、「病気を治すには必ずその本質を求めよ」という意味ですが、今の医療は本質に向かっていません。ですから、病気を治しきれないのです。

西洋医学では、症状はイコール病巣です。皮膚に症状があれば病巣も皮膚にあり、皮膚を治療します。ところが、東洋医学は違います。症状が皮膚にあっても、病巣は別にあると考え、それを追い求めます。

では、病巣(本質)はどこにあるのでしょうか。その多くは、腸にあります。

花や派菓が枯れたとき、一般的なプロの庭師なら根腐れを疑います。根っこは水や栄養を吸収するところ。そこが腐れば、花も葉も幹も枯れてしまいます。

人間も、同じです。栄養を吸収する腸は、木でいえば根っこ。その根腐れが、さまざまな病気の原因になっているのです。うつやひきこもりは、心の病といわれています。この心が宿るのも実は腸です。それは、生物の進化を見れば明らかです。

人類の祖先をたどると、ヒドラという腔腸動物に行き着きます。ヒドラは口と腸と触覚しかない動物で、「おなかがすいた」と感じるのも、「栄養を取れ」と指示するのも腸です。
つまり、すべて腸が考え、指令を出しているのです。この機能は、そのまま私たち人間にも受け継がれています。脳は、のちに腸から派生したにすぎません。

腸で考えて指令を出しているのは、基底顆粒細胞です。基底顆粒細胞は、舌や消化管の粘膜上皮、皮膚にも存在します。細胞の先端に微絨毛の冠をつけ、細胞の底にホルモンを含んだ顆粒を持っています。

腸の基底顆粒細胞は、微絨毛が食物などの入ってきた外部の情報を細胞に伝えます。また、5欲(食欲、性欲、睡眠欲、名誉欲、財産欲) を引き起こすホルモンを分泌しています。

代表的な認知症には、2つのタイプがあるといえます。1つは、脳の劣化による単純性認知症で、物や人の名前を忘れてなかなか思い出せない、いわゆる物忘れです。
もう1つのアルツハイマー型認知症は、「金をとられた」「飯を食わせない」といった5欲にまつわる症状が多いのが特徴です。それは、腸の基底顆粒細胞が劣化しているからだと考えられます。

柿と豚のラードは要注意

脳を頭蓋骨が守っているように、腸は腸内細菌に守られています。ビフィズス菌や乳酸菌などの有用菌は、腸内で乳酸や酢酸を作って腸内を酸性に傾け、病原菌をおさえたり、有害物質を分解したりしています。

この腸の働きは、ぬか床にそっくり。ぬか床は細菌が野菜を発酵させて、おいしい漬物を作ります。同様に、腸では細菌が発酵して腸の環境を整え、体にいい作用をもたらします。

漬物の味がぬか床で決まるように、人間の健康も腸というぬか床しだい。手入れを怠ると、ぬか床にカピがはえるように、腸も腸内細菌のバランスが崩れたり、大事な基底顆粒細胞が異変を起こしたりします。

うつ、ひきこもり、アルツハイマーなどの心の病は、腹診をすると、必ずおなかに違和感があります。動悸、痛み、つっぱり感、くすぐったさ、ぽちゃぽちゃ感、こうしたおなかの状態に応じて、漢方薬を処方すると、腸の環境がよくなって、心の病が改善していきます。

腸の改善でうつやアルツハイマーが治るというと、信じられないかもしれませんが、そういう事例は多数あります。うつの患者さんは、8割潮は社会復帰できるくらいに回復しています。
最近は、薬ばかりでなく初期のうつであればよい製品がでています。腸を改善しながら同時併用すればさらに効果は高まります。
水溶性低分子キトサン「ヌーススピリッツ」を使ってみての感想

腸を改善するために必要な3項目は以下のとおりです。この3ポイントをしっかり抑えることがまずは必須となります。

  1. しっかり噛んで食べる
    野菜を適度な大きさに切ってぬか床に漬けるように、よくかんで食べ物を吸収しやすい状態にすれば、腸の負担がへります。
  2. 腹8分目にする
    ぬか床は、たくさん漬けすぎるとうまく漬かりません。おなかも食べすぎると消化不良を起こすので、食事は適量にとどめます。
  3. 腸を冷やさない
    ぬか床も腸も、冷やすと発酵が進みません。これは、単に冷たいものを食べないということではなく、体を冷やす食材を食べないということ。柿と豚のラードは特に冷えるので要注意です。

日本では、「三つ子の魂、百まで」といいますが、腸の基底顆粒細胞や腸内細菌は、生まれて3歳ごろや離乳期までに完成します。ですから、それまでは、味の濃いもの、刺激の強いもの、抗生剤などの薬を与えないことが大事です。
この時期の食事や育て方が、後に心の病の原因になることがあるのです。

一定以上の良質の油の摂取も重要です。
腸ストレスから自分の腸を守るために効果的なエキストラバージンオリーブオイル